生理ちゃんという漫画を読んで。
だいぶ前から気になっていた漫画『生理ちゃん』
ついに読むタイミングがきたので、読んでみました。
10代の頃から、生理前の症状と、生理痛が重く、薬を飲まないと普通でいられなかったので、
この漫画はどんなことが描かれているんだろうと、気になってました。
36歳のおばさんが、知らないことばかり描いてあり、大変勉強になりました。
大昔の女性の生理のこと、昭和の初めくらいの女性の生理用品の話などもあり、
生理にまつわる心温まるお話が描かれていました。
小学校で、生理の話が男女一緒に行われているシーンはとても印象的でした。
(学校によるのかな)
私が小学生の頃は、男女別で生理の話をしており、
女子だけの秘密みたいなところがありましたが、
一緒に勉強することで、男の子も生理について理解が深まり、からかうことも減るのではないかと思いました。
自分が中学生の時、酷いことがありました。
教室に落ちてた生理のナプキンを、数人の男子が蹴っ飛ばし、サッカーをしていました。
ボロボロにすり切れたナプキン。
ナプキンを落とした女の子は、どんな気持ちで教室にいたか。
あの光景は今でも胸が痛みます。
知識も理解もないからからかう。
そんなところでしょうか。
きちんと生理について学んでいたら、
そんな幼稚なことをしなかったのでは。と思います。
知ったら理解も深まるし、好きになる。
普段の生理あるあるも満載で、とても楽しく読みました。
何より驚いたのは、この漫画の作者が、男性だということ。
生理のことよくわかる女性より、男性に読んでいただきたいなと思いました。
もちろん女性も楽しめる漫画だと思います。
映画化するみたいです。
こういう世の中を根本から変えるような漫画は、どんどん広まってほしいなと思いました。